- げんげん
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げんげん【元元】(1)おおもと。 根本。(2)たみ。 衆生。 人民。II
「数千年来~茲に殖す, 乃ち名けて日本の人といふ歟/真善美日本人(雪嶺)」
げんげん【玄玄】きわめて奥深いこと。 深くはかり知れないさま。III「妙の一字は不可得不可思議の間に出て~のうちに有なり/ひとりね」
げんげん【玄言】「玄語(ゲンゴ)」に同じ。IVげんげん【舷舷】ふなべりとふなべり。~相(アイ)摩(マ)すふなべりとふなべりが触れ合う。 激しい船軍(フナイクサ)のようす。Vげんげん【言言】言葉の一つ一つ。 ひとことひとこと。~肺腑(ハイフ)を衝(ツ)・く誠意のこもった一言一言が聞く者の心を打つ。~火を吐(ハ)・く言葉の一つ一つに熱と力がこもっている。VI「~・く演説」
げんげん【諺言】ことわざ。 諺語。VIIげんげん【阮元】(1764-1849) 中国, 清代中期の政治家・学者。 江蘇省の人。 字(アザナ)は伯元。 号は芸台(ウンダイ)。 要職を歴任し, 学術の振興に尽くした。 乾隆・嘉慶期の考証学の集大成者。 編著「経籍籑詁(ケイセキセンコ)」「皇清経解」など。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.